|
「エル・パソ・サドルリー」
古くから製品を作っていたが、1975年頃から再開した、製品数や仕上げの豊富さで特筆すべきメーカー。
何種類もの仕上げの要求に応じ、製品もオールド・スタイルの複製から早撃ち用リグ、現代ホルスターまでバリエーションがすごい。ホルスターの外縁部のレース編みにも対応してくれる。軍用ホルスターに押す刻印の種類まで、9種類用意していて、実にきめこまかく対応している。カービングも、通常の現代的なものと特別仕様の手の込んだもの、1800年代の開拓時代のものの3種類ありバック・グラウンドの処理等細かく指示できる。
これら豊富な対応は、かつてこの地に栄えたS.D.マイレス社と密接な関係があると思われる。おそらく同社の工具もそのまま引き継いでいるのだろう。実際マイレス製で有名なパットン将軍のホルスターのレプリカを製造しており、「自分たちがかつてパットン将軍に作ったものと同じ」と謳っている。このホルスターは、パットンSAAを持っている人には必需品。
革の質は大変良いもので、使うほどに味が出るタイプ。ただしカービングしたり、黒く染めたりすると、革が硬くなる傾向があるようだ。
欠点はデザインが少々ドン臭いこと。
映画「ワイアット・アープ」にガンベルトを供給したようだが、なぜ時代考証を無視して「バスカデロ」パターンにしたのか不明。
|